集客・SEO資産の用語

検索流入・被リンク・ドメイン評価・広告収益など、サイトの集客力=価値の中核に関わる用語。

AdSense(アドセンス)
Googleが提供する広告配信サービス。サイト運営者が自サイトに広告枠を設置し、表示やクリックに応じて収益を得る、メディアサイトの代表的な収益化手段である。アカウント自体は原則として譲渡できず、サイト売買では買主が自身のアカウントで同等の収益を出せるかと、過去の警告履歴の有無を確認する必要がある。
E-E-A-T
E-E-A-Tとは、Googleがコンテンツ品質を評価する際の指針で、Experience(経験)・Expertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)・Trust(信頼性)の頭文字です。特に健康・金融など人生に影響する分野で重視されます。
Googleコアアップデート
Googleが年に数回実施する、検索順位を決めるランキングアルゴリズムの大規模な見直し。実施のたびに多数のサイトで検索順位と流入が大きく変動する。検索流入に依存するメディアサイトのM&Aでは最大級のリスク要因とされ、買主は対象サイトが過去のアップデートでどう推移したかを長期で確認する。
Googleペナルティ
Googleペナルティとは、ガイドライン違反のSEO施策などにより、Googleの検索順位が大幅に下落・除外される状態を指します。手動による対策と、アルゴリズム更新による評価低下の双方があり、サイト売買では収益を一夜で消す致命的リスクです。
PV単価(RPM)
1,000回の表示(インプレッションやPV)あたりに得られる収益を示す指標で、PV単価とも呼ばれ、広告収益サイトの収益効率を測る基準となる。同じPVでもジャンルや読者層、広告配置で大きく異なり、サイト売買では一時的な高単価案件や季節変動で膨らんでいないかを複数期の推移で確認する。
SEO
検索エンジン最適化(SEO)は、Google等の検索結果で自サイトを上位表示させ、検索流入を増やす施策の総称です。サイト売買では安定した検索流入が広告に頼らない資産として評価される一方、実態は外から見えにくいものです。キーワードの分散度、被リンクの自然さ、ペナルティの有無などで健全性を見極めます。
WELQショック
2016年に医療情報サイトの記事の品質・信頼性が社会問題化し閉鎖に至った一連の出来事。これを契機にGoogleが医療・健康分野の検索評価を厳格化したとされる。量産型の低品質コンテンツで流入を稼ぐモデルの危うさを示し、M&Aではコンテンツが専門性・信頼性に裏打ちされているかを見極める教訓となっている。
YMYL
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、金融・医療・法律など人の財産や生命・健康に重大な影響を与えうる分野を指すGoogleの概念。これらの分野では特に高いE-E-A-Tが求められる。
ads.txt(広告アカウントとドメインの対応)
ads.txtは、サイトの広告枠を販売する権限を持つ広告事業者のアカウントIDを、ドメイン直下のテキストファイルに列挙する、IAB Tech Labが定めた標準です。広告ネットワークはこれでサイトと広告アカウントの対応を検証するため、譲渡後は買主のIDへの書き換えと旧オーナーの行の削除が必要です。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、サイトで商品やサービスを紹介し、その成果(購入・申込等)に応じて報酬を得る成果報酬型の広告です。多くのWebメディアの主要収益源であり、サイト売買では収益の持続性と分散度が価値を左右します。
オーガニック流入
検索エンジンの自然検索結果(広告枠を除く)を経由してサイトに訪れるアクセスです。広告流入と違い出稿を止めても消えず、追加コストなしに集客し続けるため、サイト売買では事業価値を支える中核指標になります。流入が単一キーワードや一過性の話題に偏ると変動しやすいため、量だけでなく分散度と安定性を見ます。
キーワード(ビッグ/ロングテール)
ユーザーが検索エンジンに入力する語句。検索数が多く競合の激しいビッグキーワードと、複数語の組み合わせで検索数は少ないが競合が緩いロングテールキーワードに大別される。サイト売買では、多数のロングテールに流入が分散したサイトほど個別順位の変動に強く、安定性が高いと評価されやすい。
サーチコンソール
Googleが無料で提供する、サイトの検索パフォーマンス(表示回数・クリック数・掲載順位・流入キーワード等)を確認・管理できる公式ツール。サイト売買では出品者の主張を裏付ける一次データとして重視され、買主は画面共有やデータエクスポートで流入の実態、順位の推移、手動ペナルティの有無を確認する。
ドメインパワー
ドメインパワーとは、検索エンジンから見たサイト(ドメイン)の総合的な信頼度・評価の強さを指す通称です。被リンクの質と量、運営歴、コンテンツの蓄積などで形成され、新規ページの上位表示のしやすさに影響します。
ブラックハットSEO
検索エンジンのガイドラインに違反する不正な手法で検索順位を上げようとする施策の総称。短期的な効果はあってもペナルティのリスクが高い。サイト売買では、一時的に高い流入を示していても移管直後に流入が崩壊し、投資を回収できない事態になりかねない重大な隠れリスクとされる。
中古ドメイン
過去に他者が運用し一度手放されたドメインを取得・再利用したもの。過去の運用歴や被リンクが残るため、SEO上の効果を狙って利用されることがある。過去にスパムや低品質な運用が行われていた場合は負の評価やペナルティ履歴を引き継ぐリスクがあり、サイト売買では運用歴と被リンクの質の確認が要る。
内部リンク
同一サイト内のページ同士を結ぶリンク。サイト内の回遊性を高め、検索エンジンにページの関連性や重要度を伝えるSEOの基本要素である。サイト売買では内部リンク構造の良し悪しが資産価値に影響し、CMS依存の自動リンクは移管時に崩れる場合があるため、移管後も維持できるかの確認が要る。
広告単価(CPC・CPM)
広告1回あたりに支払われる金額。クリック1回あたりのCPC(クリック単価)と、表示1,000回あたりのCPM(インプレッション単価)が代表的な課金方式である。ジャンル・季節・競合の入札状況で変動するため、サイト売買では単価が膨らむ時期だけを切り取った収益提示でないかを見極める必要がある。
指名検索
特定のサイト名・サービス名・ブランド名そのものを検索する行為。ユーザーが目的を持って訪れる証で、ブランド認知度や顧客ロイヤルティの高さを示す指標とされる。アルゴリズム変動に左右されにくい流入のため、サイト売買では指名検索が一定割合あるサイトは固定客やブランド資産を持つと評価される。
流入経路・流入分散度
流入経路は、サイトへの訪問者が検索・SNS・直接・広告などどこから来たかを示す区分で、流入分散度は特定の経路に依存せず複数経路に分散している度合いを指す。検索流入に偏るとアルゴリズム変動、SNS依存では仕様変更や凍結で収益が激減しうるため、サイト売買では分散したサイトほど事業継続性が高いとされる。
被リンク
被リンクとは、他のサイトから自サイトへ向けて張られたリンクです。検索エンジンは被リンクを「第三者からの支持・推薦」とみなし評価に反映するため、SEOの重要要素であると同時に、不正な被リンクはペナルティの火種にもなります。
重複コンテンツ
サイト内外で内容が実質的に同一・酷似したページが複数存在する状態。検索エンジンの評価分散や評価低下を招く要因となる。サイト売買では、内部重複がSEO効果を損なうだけでなく、他サイトからの無断転載による外部重複は著作権侵害という法的リスクを伴うため、コンテンツの制作経緯と権利の確認が重要となる。