マルチプル法とは
利益や売上などの財務指標に一定の倍率(マルチプル)を掛けて企業価値を算定する手法。類似取引や類似企業の実績から倍率を求めることが多く、中小・デジタル事業の評価で広く使われる。
マルチプル法は、利益や売上といった指標に倍率(マルチプル)を掛けて価値を求める評価手法の総称です。代表例として、月間利益や年間利益に倍率を掛ける利益マルチプル、売上に掛ける売上マルチプル、EV/EBITDA倍率などがあります。倍率は同種の過去取引や類似企業の水準を参考に設定されます。計算が直感的で当事者間の合意を得やすいため、中小M&Aやサイト売買で最も普及しています。
デジタル事業では収益の質によって妥当な倍率が大きく異なります。継続課金(ストック型)で解約が少ない事業は倍率が高くなりやすく、一過性の収益や単一の流入チャネルに依存する事業は倍率が低めに見られる傾向があります。倍率は「目安」であり、収益の継続性・移管可能性・リスクの大小で調整される点を理解しておくことが重要です。
RIKKA M&A のAI査定は、データから算出した利益に種別ごとの倍率の目安を適用し、一般に月間利益の約12〜24か月分という幅で価格目安を提示します。収益の継続性や譲渡可能性に応じて倍率が増減する仕組みです。