類似会社比較法とは

るいじがいしゃひかくほう Comparable Company Analysis 事業評価・査定

事業内容や規模が近い上場企業や類似取引の評価倍率を基準に、対象企業の価値を推定する手法。市場で成立している水準を参照するため、客観性を持たせやすいマルチプル法の一種。

類似会社比較法は、事業内容・規模・成長性が近い企業や、過去の類似取引の評価倍率を参照して対象の価値を推定するマルチプル法の一種です。市場で実際に成立している水準を起点とするため、評価に一定の客観性を持たせやすいという利点があります。上場企業の指標を使う方法(類似会社比較)と、過去のM&A事例を使う方法(類似取引比較)に大別されます。

デジタル事業では同条件の比較対象を見つけにくく、収益モデル・流入経路・規約上の制約が事業ごとに大きく異なるため、表面的な指標だけで横並び比較すると誤った価格に導かれる落とし穴があります。比較する際は、収益源の多様化度やストック/フローの構成、譲渡のしやすさといった質的な差異を倍率に反映させる必要があります。

RIKKA M&A のAI査定では、種別ごとの収益特性を踏まえた目安倍率を用いて価格レンジを提示します。比較から得られる水準はあくまで参考であり、個別事業の固有事情はデューデリジェンスで補完的に評価されます。