MAU・DAU(アクティブユーザー)とは

まう・だう Monthly and Daily Active Users 事業指標・KPI

一定期間に実際にサービスを利用したユニークユーザー数。月単位がMAU、日単位がDAU。登録者数ではなく「使われている」実態を示し、両者の比(DAU/MAU)で利用の習慣化度合いを測る。

MAU(Monthly Active Users)は月内に、DAU(Daily Active Users)は日内に実際にサービスを利用したユニークユーザー数を指す。累計登録者数と異なり、休眠を除いた「生きている」利用規模を表す。DAUをMAUで割ったDAU/MAU比(スティッキネス)は、ユーザーがどれだけ高頻度で戻ってくるかを示し、数値が高いほど習慣化された定着サービスといえる。

デジタル事業M&Aでは、アプリ・SaaS・メディアなど利用継続が価値の源泉となる事業で重要になる。登録者数だけが大きくDAU/MAUが低い事業は、見かけの規模ほど収益化や継続が見込めない恐れがある。落とし穴は「アクティブ」の定義で、起動しただけか、主要機能を使ったか、課金につながる行動をしたかで数字が大きく変わる。開示時の定義をそろえて確認することが欠かせない。

観点として、MAU/DAUはARPUと掛け合わせて収益規模を推定し、リテンション(継続率)と併読することで成長の質が見える。RIKKA M&AではスマホアプリやWEBサービス・SaaSの査定で、こうした利用実態が収益の継続性評価の土台となる。買主は数字の定義と計測方法まで踏み込んで確かめるとよい。