バウンス率とは

ばうんすりつ Bounce Rate インフラ移管・メール到達性

送信したメールのうち、宛先不明や受信拒否などで配信できず差し戻された割合。高いバウンス率は送信元の評価を下げ、到達性の悪化を招く要因となる。

バウンス率は、送信総数に対して配信できずに戻ってきたメールの割合を示します。宛先が存在しないなど恒久的な原因によるハードバウンスと、受信側の一時的な事情によるソフトバウンスに大別され、特にハードバウンスの蓄積は送信元の評価を下げます。なお、ここでいうバウンス率はメール配信の指標であり、Webサイトの直帰率とは別の概念です。

サイト売買でメール配信事業を扱う場合、バウンス率は顧客リストの健全性を映す鏡になります。リストの手入れがされておらず無効なアドレスが多いと、バウンス率が高止まりし、到達性とレピュテーションの双方を損ないます。移管後に評価が急落する隠れた負債となり得るため、DDで配信指標を確認する価値があります。

デジタル事業M&Aでは、表面上の会員数だけでなく、実際に届く相手がどれだけいるかが収益の実態を左右します。バウンス処理の運用状況やリストの管理方法を把握しておくことが、エビデンスの整合性を見極めるうえで有効です。