SNS・LINEで集客している事業の出品条件
RIKKA M&A では、Instagram・X・TikTok などの SNS アカウントや LINE 公式アカウントを、アカウントだけで売却する案件は取り扱っていません。一方で、SNS や LINE で集客し、自社の商品やサービスを販売している事業は、販売ページ・サービス・商品とあわせて出品できます。このページでは、その理由と出品できる条件、出品のしかたをご案内します。
SNS・LINE のアカウントだけを売却できない理由
- 各社の規約が、アカウントの売買・譲渡を禁止しています。Instagram の利用規約はアカウント(ユーザーネームを含む)の売買・譲渡を、X のルールはアカウントやユーザーネームの売買・譲渡を禁止しています。TikTok の利用規約はサービスの全部または一部を譲渡・販売しないことを定め、LINE 公式アカウントの利用規約は、LINEヤフーの承諾が無い限り第三者への譲渡・貸与・共用を禁止しています。
- 公式の引き継ぎ手段がありません。引き継ぎはログイン情報(ID・パスワード・登録メールアドレス・電話番号)を渡す形になり、売主が後から取り戻せる状態が残ります。買主のもとで本人ではないと判断されて利用を止められても、SNS・LINE の運営会社は補償しません。
- 当社の取扱いの基準は「SNS かどうか」ではなく、正規の手続きで引き継げるかです。YouTube チャンネルはブランドアカウントの所有者変更(YouTubeチャンネルの出品条件(ブランドアカウント)と移行方法)、スマホアプリは App Store・Google Play の公式移管という手段があるため取り扱っています。
出品できる事業の条件
次の 2 つをどちらも満たす事業は出品できます(利用規約 第4条第9項の「事業譲渡に付随する資産」にあたります)。
- 売上が、その事業の商品・サービスの販売から生まれていること。鑑定・講座・相談などのサービスや、自社の商品を、自社の販売ページや決済で売っている事業です。SNS の PR 案件・アフィリエイト・SNS の収益化の分配だけで成り立っているものは、アカウントだけの売却と同じ扱いになり、出品できません。
- 譲渡するものに、SNS・LINE のアカウント以外の資産が入っていること。ドメイン・販売ページ・商品・配信や販売の仕組み・取引先や顧客との契約などです。
出品できる例
- 占いの Instagram と公式 LINE で集客し、自社の販売ページで鑑定を販売している事業(販売ページ・配信の仕組み・鑑定の仕組みとあわせて譲渡)
- SNS で集客している自社ブランドの EC(EC サイト・商品・仕入先とあわせて譲渡)
- YouTube チャンネル(ブランドアカウント)と、関連する Instagram アカウント
出品できない例
- フォロワーの多い Instagram アカウントだけ(収益は PR 案件・アフィリエイト)
- X・TikTok・Threads のアカウントだけ
出品のしかた
- 種別は、事業の中身に合わせて選びます。販売ページやメディアを運営していれば「WEBサイト」、サービスを提供していれば「WEBサービス・SaaS」、商品を販売していれば「ECサイト・Amazonセラー」です。WEBサイト・WEBサービスはサイトやサービスの URL の入力が必要なので、販売ページやサービスの URL を入れてください。
- ステップ5(売却条件)の「譲渡対象物」で「関連SNSアカウント」を選び、その下の補足欄に、引き継ぐ媒体(Instagram・公式 LINE など)と引き継ぐ範囲を書いてください。アカウント名や URL は書かないでください(案件ページは匿名で公開され、アカウント名から売主が特定されるためです)。
- ステップ4(収益・財務)の「収益モデル」の下の補足欄に、何をどこで売っているか(例: 自社の販売ページで鑑定を販売、公式 LINE で講座を案内)を書いてください。買主が、アカウントが止まった場合に何が残るかを判断する材料になります。
「関連SNSアカウント」を選んだ案件には、案件ページの「譲渡対象物」に、各社の規約がアカウントの譲渡を禁止・制限していることを当社が自動で表示します。
引き継ぐときの注意
- SNS・LINE のアカウントを引き継げるか、利用を止められたときにどうするか(代金の扱い・売主の協力の範囲など)は、交渉の中で確かめ、契約で決めてください。
- 外部のプラットフォーム上のアカウントの承継が拒否・遅延したとき、またはアカウントの凍結・削除・機能の制限などの不利益が生じたときも、当社は責任を負いません(利用規約 第15条第8項)。
- LINE 公式アカウントは、管理者の権限を入れ替える形で引き継ぐ方法が使われています。この方法も、規約が禁止する第三者への譲渡・共用との関係を、売主・買主が LINEヤフーの規約で確かめたうえで進めてください。
困ったときは
出品できるかどうか判断に迷う場合は、お問い合わせ(サポート) よりご相談ください。
各社の規約は、Instagram 利用規約・X のプラットフォームの操作とスパムに関するポリシー・TikTok 利用規約(2026年10月22日に確認)と、LINE公式アカウント 利用規約 第18条・第22条(2026年10月26日に確認)に基づいています。各社の規約は変わることがあるため、取引の前に最新の内容をご確認ください。