デューデリジェンスの種類とは
デューデリジェンス(DD)は調査領域ごとに、財務DD・法務DD・事業DD・技術DDなどに分かれます。それぞれが収益・権利・市場・システムという別々の側面を検証し、組み合わせることで対象事業の実態と適正価格を多面的に裏づけます。
「DD」と一言で言っても、その対象は領域ごとに分かれています。一つの観点だけでは事業の実態は掴めず、収益は健全でも契約上アカウントが譲渡不可だった、コードは美しいが市場が縮小していた、といった見落としが起こります。複数のDDを組み合わせて死角をなくすことが、安全な取引の前提です。デジタル事業M&Aでは特に、規模が小さくスピードが速い分、領域ごとの軽重を見極める判断が問われます。
代表的な区分は次の通りです。財務DDは売上・利益とその継続性、収益源の分散度を検証します。法務DDは権利関係・契約・係争・規約上の譲渡可否を確認します。事業DDは市場・競合・成長性を評価します。技術DDはソースコード・インフラ・技術的負債・移管可能性などシステムの健全性を精査します。サイト売買では財務・法務に偏りがちですが、無形資産が価値の中心であるデジタル事業では技術DDの比重が高くなります。
RIKKA M&Aは、収益の数字の裏取り(実データによる申告値検証)、規約遵守・収益持続性・譲渡可能性・法的リスク・エビデンス整合性の5軸でみるBHS(事業健全性スコア)、そしてシステムを精査する技術DDを組み合わせ、複数領域を横断して事業の実態を可視化します。